スタッフブログ
大阪|女性(30代)生理不順の悩み
こんにちは!
不調の改善はもちろん、再発しない身体作りが得意なまっすぐな鍼灸整骨院です!
今回は、当院での患者様の症例をご紹介させて頂きます。
【30代 女性 生理不順】
・慢性的な腰痛
・月経になると仕事を休んでしまうほど腰が痛くなる(理由は前回のブログに記載)
・月経周期は早くても40日、長い時は50日以上
・婦人科でピルの服用を勧められたが薬に頼りたくない
以上の理由から職場の同僚の方に勧められてご来院されました。
お話をお伺いすると、低温期が長く、高温期が短い事に加え、コロナ禍で仕事が忙しくなり、残業が増えるまでは約40日周期で安定していた事がわかりました。
・低温期とは卵巣で卵胞を発育する時期で理想は14日間です
・高温期とは排卵後に妊娠に備える時期で理想は14日間です
・月経周期は25~38日周期で、前後5日以内が正常とされています
・24日以内は頻発月経、39日以上は稀発月経と呼ばれています
今回の患者様の場合、月経周期が長く、特に低温期が長い事、コロナ禍以前は安定していた事から、
脳の視床下部もしくは下垂体でのホルモン分泌の異常が疑われました。
理由としては、
・低温期が長い=卵巣での卵胞発育が遅い
・卵巣で卵胞が発育するには、視床下部と下垂体から出るホルモンが必要
・視床下部と下垂体は日常生活の影響を受けやすい事
です。
目標
①視床下部と下垂体でのホルモン分泌の正常化
②低温期を短く、高温期を長くして月経周期を安定化させる
③周期が5日以上ブレない様にメンテナンス
施術計画
①APブレイン療法で脳のエラーと骨格を整える
②鍼灸施術で自律神経を整える
③痛みのある腰と腰に付随する筋肉・筋膜を整える
仕事が忙しいため、週に1回の通院になりました。
・1か月目
最後の月経から約35日で排卵を迎え、約10日後に月経に。周期は45日。
月経中も鎮痛剤の服用なしで仕事にいけたそう。
・2か月目
前回の月経から約30日で排卵を迎え、約12日後に月経に。周期は42日。
腰の痛みはほとんど気にならなくなったそうで、肌にツヤも出てきました。
・3か月目
前回の月経から約30日で排卵を迎え、約15日後に月経に。周期は45日と伸びましたが、高温期がしっかりある為、卵巣で女性ホルモンがしっかり分泌できるようになってきています。
・4か月目
前回の月経から約20日で排卵を迎え、約15日後に月経に。周期は35日と正常範囲に収まりました。
このまま安定して!と正直祈りました。
ただ、卵巣は左右にあるので、右と左のどちらで排卵する場合でも周期が正常内に収まる必要があります。
・5か月目
前回の月経から約20日で排卵を迎え、約20日後に月経に。周期は40日と正常より2日オーバーしましたが、低温期と高温期がそろってきたのでよしとしました。
・6か月目
前回の月経から約18日で排卵を迎え、約20日後に月経に。周期は38日とギリギリ正常範囲内に収まりました。
・7か月目以降
月経周期1回につき2回、検査とメンテナンスを行ない、周期はたまにオーバーはするものの、以前の様な50日を超えるような事はなくなり安定しています。
仕事が忙しいのは変わりないものの、腰の痛みなく働けているそうです。
月経は一人として同じ方はおられません。
ご自身の月経で何か悩んでおられる方がいましたら、まっすぐ整骨院グループ大阪市港区の八幡屋鍼灸整骨院・大阪市大正区のまっすぐな鍼灸整骨院・大阪市西成区の千寿鍼灸院整骨院)に是非お任せください。
次回はPMS(月経前症候群)についてお伝えさせて頂きます。