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女性の身体の大切なお話|大阪市の整骨院
こんにちは!
不調の改善はもちろん、再発しない身体作りが得意なまっすぐな鍼灸整骨院です!
今回は、女性にとっては切っても切れない【月経】についてお話させて頂きます。
●月経とは
女性の身体で、妊娠しなかった際に、いらなくなった子宮内膜をはがし体外に排出します。これがいわゆる月経です。
正常な月経周期は25~38日で、前後5日以内とされています。
24日以下の場合は頻発月経、39日以上の場合は揮発月経、周期に5日以上の差がある場合は不整周期月経と呼ばれています。
頻発月経・揮発月経・不整周期月経をあわせて生理不順と言う事もありますが、多くはホルモンバランスの崩れが原因で起こる事がほとんどです。
月経の正常な期間としては3~7日で、2日以内と短い時を過短月経と呼び、8日以上で長い時を過長月経と呼びます。
また、経血量が20ミリリットル以下と少ない時を過少月経、140ミリリットル以上と多い時を過多月経と呼びます。
これらが継続して起こる場合は子宮や甲状腺、脳(視床下部、下垂体)のどこかに異常がある場合もあります。
●月経の時に痛むのはなぜ?
下腹部の場合
子宮を収縮させる事でいらなくなった子宮内膜を排出しますが、この時に子宮から出るプロスタグランジンという痛みの物質が出る事で下腹部に痛みが出ます。
また、プロスタグランジンには子宮を収縮させる働きがありますが、
・月経時にうまく剥がれずに厚くなってしまった子宮内膜
・子宮筋腫などで子宮の総面積が大きくなる事で多くなった子宮内膜
・冷えなどで血流が悪くなる事で子宮の出口が硬く狭くなる事
などがあると、さらにプロスタグランジンが分泌されて押し出す力が強くかかり、月経痛が強くなってしまいます。
また、左右にある卵巣のどちらかで作られた成熟卵胞から出る女性ホルモンの分泌量が違う事から、何か月かに1回だけ痛みが強く出る事もあります。
下腹部痛の場合、鎮痛剤を使われる方も多いですが、骨盤の歪みを整える事と、日常生活の見直しで痛みが軽減する事がよくあります。
身体の部位(肩や腰など)の場合
肩や腰など、子宮とは別の所が痛くなることも多いですが、これは子宮内膜をスムーズに排出するために関節を緩めるホルモンが出る事で、緩んだ関節を支える筋肉が緊張した結果、神経や血管を圧迫して痛みを起こします。
この場合、普段から筋肉の緊張がある方や、冷えなどで血行不良があると痛みが出やすい傾向にあります。まずは身体を冷やさないように心がけましょう。
頭痛や吐き気の場合
身体をコントロールしている脳の視床下部が月経前に最も働きが多くなりますが、全身のコントロールをしているため、働きすぎてパンク状態になってしまうと頭痛や吐き気が出るとされています。
また、頭痛や吐き気は排卵期にも多く、この時も視床下部の働きが多くなる事で起こるとされています。
この場合、ストレスなどで脳疲労が取れていない、睡眠不足や水分不足、冷えなどで血行不良があると頭痛や吐き気が出やすくなります。
皆さんはご自身の月経の状態を把握していますか?
最近はスマホのアプリで自分の月経周期を管理する方も多くなっています。
されていない方は、まずは自分の月経周期をチェックしてみましょう。
ご自身の月経が辛い、毎月いつ来るのかわからない等、月経に関するお悩みはまっすぐ整骨院グループ大阪市港区の八幡屋鍼灸整骨院・大阪市大正区のまっすぐな鍼灸整骨院・大阪市西成区の千寿鍼灸院整骨院)にお任せください。
次回は、当院での生理不順の患者様の症例をご紹介させて頂きます。