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大阪市内で産後の不調でお悩みの方へ
こんにちは。大阪市大正区で身体の不調・悩みの根本改善が得意なまっすぐな鍼灸整骨院です。
今回は産後の不調のついてお話しさせて頂きます。
産後の不調は大きく分けると2つあり、
1つは腰痛や下腹部痛・肩こりや倦怠感と言った身体に起こるもので、
もう1つはイライラや不安・不眠と言った心に起こるものです。
なぜ、産後に不調が起こるのか?
まずは妊娠前から出産後の身体の変化についてお話しさせて頂きます。
妊娠前の女性の身体では、脳からのホルモンの影響により、卵巣で2つのホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が分泌され、定期的に変動する事で妊娠の準備を行なっています。
妊娠すると2つのホルモンの分泌量は急上昇し、さらに妊娠中にだけ出る特殊なホルモン(人絨毛性ゴナドトロピン)が急激に分泌する事で妊娠を維持していきます。
この妊娠中だけに出る特殊なホルモンの影響でつわりが起こると言われています。
また、妊娠3か月から産後2~3日まで、骨盤を広げるために靭帯を緩めるリラキシンというホルモンが分泌されます。
特に妊娠後期から出産時には産道を通れるように骨盤を広げるため、リラキシンの分泌量は急激に上昇します。
このリラキシンの影響で出産後は全身の靭帯が緩んでいるため、骨盤や背骨などの関節が歪みやすく不安定になり、周りを支える筋肉の負荷が増えてしまいます。
リラキシンの影響で全身の靭帯が緩くなるのは1年とされていますが、靭帯の緩んでいる間に骨格を整えておく事で不調を早く改善する事ができるだけでなく、将来の身体の不調を防ぐ事が期待できます。
骨盤が広がる事で妊娠子宮や骨盤を支える骨盤底筋が引き伸ばされて傷つき、産後の腰痛や恥骨痛・股関節痛・尿漏れと言った不調の原因になります。
また、妊娠中は70%以上の方に活動量の低下が認められ、筋肉量が減少する事で不調の原因に繋がります。
産後になかなか不調が改善しない方は骨格を整える事と併せて、筋肉量を増やす事と骨盤底筋を引き締める事も必要です。
産後の不調の原因をまとめると
- ホルモンバランスの急激な変化
- 靭帯の緩みによる骨格の歪み
- 骨盤底筋などの筋肉量の減少
また、人間には現状を維持しようとする恒常性という機能が備わっており、良い状態も悪い状態も維持しようとします。
例えば、夏でも冬でも体温を一定に保ったり、少しやせたのにすぐに太ってしまったり、軽いケガをしても傷口が治ったりすると言った機能です。
出産後しばらくは現状が出来上がっていない状態になり、身体を変えるチャンスです。
まっすぐ整骨院グループ(大阪市港区の八幡屋鍼灸整骨院・大阪市大正区のまっすぐな鍼灸整骨院・大阪市西成区の千寿鍼灸院整骨院)ではお身体の不調の根本改善・再発予防を行っています。
大阪市内で産後の不調でお悩みの方はぜひ、まっすぐ整骨院グループにご相談くださいね。
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